世界を支えるおばちゃん


この写真は、9月にアメリカ・ペンシルバニア州にあるMartin社の工場見学へ行ったときの1コマ。ネックとボディーがここでジョイントされ、はじめてギターになる瞬間である。ネックの微妙な角度やすり合わせが重要な作業で、ここで間違えると演奏性や音に影響しギターとして失格してしまう。この大事な作業をこの写真のおばちゃんが担っているのです。従業員全体の1/3ぐらいはおばちゃんで、他にも、バフがけ作業やブレーシング貼り付け作業、インレイの埋め込みなど、大事な作業もおばちゃん達が丁寧に作業していきます。

以前、モーリスの工場を見学したときでもインレイの1文字1文字をおばちゃんが丁寧に埋め込んでいたっけ。ヤマハの工場でも一緒でした。

ギターの産業を支えているのはおばちゃんなのか!…世界一のギター工場の中心で。

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